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店舗リノベで喫茶店とランドリーが融合

店舗リノベで喫茶店とランドリーが融合

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誰もが楽しめる場所に

 ブルースタジオ(東京都中野区)と石井大吾デザイン室一級建築士事務所(千葉県木更津市)が設計、監理し、グランドレベル(東京都墨田区)が運営する喫茶ランドリーが、リノベーションオブ・ザ・イヤー2018無差別級部門で最優秀賞を受賞した。築57年の元工場の高さと広さを生かし、喫茶店とランドリーが混在する空間が出来上がった。だが、完成までには紆余曲折があった。

奇麗さを見せる内装ではなく、懐かしさを感じさせ安心感を与えるデザインを目指した奇麗さを見せる内装ではなく、懐かしさを感じさせ安心感を与えるデザインを目指した
(写真:阿野太一 DAICHI ANO)

老若男女が集うお店へ

 約100平米あるこの物件は、元手袋の梱包作業場。ビル自体は3階建てで、1階を喫茶店とランドリーが併設する空間にリノベした。

 それは、誰もが気軽に訪れることができる空間を目指したから。カフェ目的で来る人も、ランドリーを利用しに来る人もいる。洗濯中にコーヒーを飲む人や、イベントで利用する人もいるなど、用途はさまざまだ。「カフェとランドリーの組み合わせは、日本でも増えてきました。私はコペンハーゲンのランドロマットカフェを初めて見て、老若男女が集まる場になっていたのが衝撃的でした」(グランドレベル田中元子社長)

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