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《リノベーション物語》築100年の古民家、ゲストハウス兼カフェとして蘇る

《リノベーション物語》築100年の古民家、ゲストハウス兼カフェとして蘇る

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要約すると

・埼玉県越谷市にある古民家がゲストハウス兼カフェに改修された
・100年を超える古民家を、既存の建材を有効活用することを重視
・床材には地元の材料を使い、内装にはワークショップ形式でDIYを施した


リノベーション物語ロゴちゃぶだい Guesthouse Cafe&Bar

 埼玉県川越市のある古民家が、ゲストハウス兼カフェ「ちゃぶだい Guesthouse Cafe&Bar」にリノベーションされた。川越市の隣の日高市在住で、coto(東京都目黒区)の田中明裕社長(一級建築士)らが中心となり、リノベーションの設計、監理を行った。既存の面影を残しつつ、地元の杉を生かした物件に仕上がった。

ちゃぶだい 1階カフェは、ワークショップで張ったカウンター下タイルがひときわ目立つ1階カフェは、ワークショップで張ったカウンター下タイルがひときわ目立つ。
後ろにある古い階段は商品棚として利用している

廃材を再利用、畳が断熱材に

 この物件は築100年を越える、2階建ての古民家。竣工当初は、肥料問屋兼住居として利用されていた。宿泊できる部屋は全部で3部屋。最大15人の宿泊が可能となっている。

かつての古民家は畳や障子が傷んでおり、壁がはがれているところもあった

 

 今回のリノベで重視したのは、既存の建材を有効活用しつつ再生すること。

外観も古民家のイメージを残している。入り口横の白壁にある窓は、後から取り付けたものだ

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