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学生案で団地住戸リノベ
日本総合住生活(東京都千代田区)は、3大学の学生によるリノベーションコンペティションを実施し、団地住戸のリノベ案を決定した。公開審査の結果、日本女子大学大学院の修士1年生、岩城絢央さんと戸部友紀子さんの「団地に浮遊するエレメント」が、最優秀賞に選出された。
最優秀賞の「団地に浮遊するエレメント」
選ばれた案は、部屋の中でワークショップができるのが特徴。玄関土間を部屋の中心部まで広げ、床材には地元の杉材を使用。プライベート側を上げて段差を作ることで、プライベートとパブリック空間の違いを演出する。
岩城さんは「今回、多世代交流という1つの住戸では難しい条件だったが、団地に若い世代がいない問題などを考えられるよい機会になった」と述べた。なお公開審査には、10のプランが選ばれた。
今回リノベーションするのは、都内にある清瀬旭が丘団地。築52年RC造りの5階建てで、39平米の2DK。家賃は、4万9400円~6万1600円だ。近年、若年層から選ばれにくいのが課題だった。
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