- トップ
- > 中古住宅・リノベーション
- > 《首都圏の不動産流通市場》築15年超の中古が人気
首都圏で築30年を超える住宅の成約率が高まっている。東日本不動産流通機構(東京都千代田区)の調査では、昨年1~12月に成約した築30年超の中古住宅成約率は、マンション、戸建てとも前年比割合で1ポイント以上増加した。特にマンションは築30年超物件が全体の成約数の2割を超えており、古い物件に対するニーズが高まってきている。
中古マンションの成約物件の築年数帯別の構成比率を見ると、最も多いのが築6~10年で21.1%となるが、築15年以内の構成比率は減少傾向にある。
一方で、築15年を超える物件の割合がここ4年、連続して増えている。戸建て住宅においても同様の傾向が表れており、築古物件を選ぶ人が増えている実態が分かる。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)29面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)36面
-
1653号(2025/06/16発行)13面