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買取再販を手掛けるメジャースケール(東京都港区)は、同業他社と差別化を図るためにリノベーションにこだわりを持っている。最近完成した築47年のマンションの一室は、リビングダイニングを充実させた物件だ。
キッチンにリブを
田中工藝(大分県豊後高田市)でオーダーメイドで作ったアイランドキッチン。外側に天然の木を使い、リブを入れて立体的な意匠を施した
設計を担当した、取締役開発部長の花山真吾氏にリノベの特徴を聞いた。主な特徴は3つ。1つ目のリノベの特徴は、リビングダイニングに設置したアイランドキッチンだ。このキッチンは田中工藝(大分県豊後高田市)がオーダーメイドで作ったもの。キッチンの外側は天然の木を使い、立体的な意匠を施した。「凸凹が感じられるリブパネル(写真1参照)にすることで、北欧デザインと日本のデザインを上手くミックスさせました」と花山氏は話す。
サイズは幅1950mm、奥行750mm。「2人用のダイニングテーブルは幅750mmの物が多いので、サイズを合わせました」と花山氏。
天井の高さを揃える
2つ目の特徴は、さまざまな空間の天井高を揃えて、広々とした空間に感じられる工夫をしたことだ。照明の当たり具合もきれいに見えるように調整し、ペンダントライトがなくても、明るい空間になるようにしている。「天井は通常、構造梁の関係で低いところは低く作って、高くできるところは高くします。そのため天井の真ん中に梁が出ていたり、くぼみがあって、光が当たらずに影になっていたりします。それをフラットにすることで、暗さを感じないようにしています」と花山氏は話す。
この記事の関連キーワード : オーダーメイドキッチン メジャースケール 差別化 買取再販

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