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イタリアで活躍するデザイナーの喜多俊之氏は、新たなマンションリノベーションブランド「RENOVETTA(リノベッタ)」を開始した。
リノベッタの特徴は、家族の人数や暮らし方に合うように、間取りを変更するマンションリノベーション。モデルプランとして、「2人だけの暮らし」「子供のいる暮らし」「介護のある暮らし」の3つを用意。
いずれも既存の間仕切りを取り払い、中央に家族が集えるように間取り変更する。標準仕様に加え、国産のインテリア、家具などの追加が可能。
第1号物件は大阪・本町の築30年の中古マンション。リフォーム費用には約1000万円かけた。
マンションリノベーションの新提案
9月24日まで、リビングデザインセンターOZONE内に実物サイズのモデルルームを展示している。東京・大阪の中古再販事業者や工務店、リフォーム会社と連携して普及させていく。
「日本では伝統工芸品や地場の家具産業が縮小しており、これは日本の住宅マーケットに課題があると考えています。そこで考えたのが、今住んでいる家をよりよくするというリノベーションを普及させること。家を変えれば、合わせて家具もインテリアも変わる。リノベッタが産業復活のきっかけになるように普及させていきたい」(喜多氏)
喜多氏は1969年よりイタリアと日本でデザイナーとして活動を開始。家具、家電、家庭用品などのデザインを手掛ける。

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