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小田急電鉄(東京都新宿区)は「座間社宅再利用プロジェクト」として、小田急線・座間駅前のホシノタニ団地(神奈川県座間市)を3月下旬から開業する。

「ホシノタニ団地」イメージ
昨年3月に閉鎖した同社保有の座間社宅を大規模リノベし、一般向けの賃貸住宅団地として再利用するもの。
「人と自然、人とまち、人と人とがつながる住まい」をコンセプトに、リノベーション事業に実績のあるブルースタジオ(東京都中野区)に企画・設計・監修を依頼。全4棟のうち3、4号棟をリノベーション賃貸住宅(1、2号棟は計画中)とし、全住居の内装をフルリフォームした。
3、4号棟の間の敷地には、団地外の地域住民も登録可能な会員制の貸し農園「シェア畑」やドッグランを併設。3号棟には出張ペットケアサービス・農園・ペット関係のイベントなどを行うユーティリティースペースを設置した。4号棟の1階には座間市が運営する「子育て支援センター」も開設。
また社宅では若年夫婦が対象だった2LDKを、開放感のある約37平米のワンルームに統一。内装は天然木を使用したフローリングやコンクリート素地を生かした壁・天井など、シンプルでスタイリッシュなデザインへ改修した。
3月7、8の両日には同団地の居室や施設を紹介するイベントを開催し、じゃがいもの植え付け体験イベントやペットケアサービス体験などを実施。入居募集は3月上旬から開始し、早ければ同月下旬から入居可能となる。

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