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- > エコラ、一棟リノベで売上高5割増新築高騰で中古の需要増加
中古住宅のリノベーションを手掛けるエコラ(宮城県仙台市・年商約20億円)は、ビルやマンションを全面的に改修する「一棟リノベーション」の2025年3月期売上高が、前期比5割増に伸びる見込みとなった。「新築の高騰により中古の需要が急速に高まっている」と百田好徳社長は背景を明かす。
共用部も丸ごと改修で17億円
▲▼築45年のマンションを1階を店舗に、2~4階をアパートメントに改修。2~4階の住戸は施工前の和室3DKからバルコニー側にリビングを配置し開放的な1LDKに改修した
同社は、仙台市を中心に住宅やオフィス、商業施設のリノベーションの設計・施工を請け負う。なかでも近年、急速に増えているのは、デベロッパーや賃貸管理会社経由で受注する、築古ビルや分譲マンションの全面改修だ。この事業の2025年3月期の売上高がその前の期の11億円に対して54%増となる17億円に伸びる見込みとなった。「来年の夏まで工事の依頼が来ていて、スケジュールが埋まっている状況です」

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