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- > 危険空き家増加中、管理代行に商機《空き家管理サービス》
危険な空き家を減らそうと国は対策に乗り出しているが、民間やNPOでも様々なサービスが登場してきている。
中でも急増しているのが空き家の「管理」ビジネス。業者が家の家主に代わって、定期的に管理を行うというものだが、具体的にはどのようなサービスなのか。管理のプロを育成する団体まであらわれ始めている。
空き家管理サービス 一般的なメニュー
・通気、換気
・簡易清掃
・通水
・雨漏り確認
・庭木の確認
・外装の確認
・郵便物の整理
・除草、掃き掃除
・災害時の臨時巡回
・写真撮影
・報告書作成
ハウスメーカーも注目
積水ハウスも、大和ハウス工業も、住友林業も参入―――。空き家の管理業に参入した企業は近年増加中だ。倒壊などの可能性がある空き家を「特定空き家」と認定する空き家対策特別措置法がスタートした昨年以降、新規参入が相次いでいる。
中でも実績が多いのがNPOとやまホーム管理サービス( 富山県富山市)。中山聡理事は「私たちの管理数は全国的にもトップレベルの実績だと思います」と話す。同団体では2011年から空き家に困る家主に代わって、空き家の管理を行っている。

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