住宅リフォーム、太陽光発電の販売施工を行うカナメ(栃木県宇都宮市)の屋根付き太陽電池「PVウェーブパネル」が、第61回栃木県発明展で経済産業省の地方ブロック機関である関東経済産業局の奨励賞を受賞した。2010年7月に発売された同製品は、屋根付きのため太陽電池が目立たないフラットでスタイリッシュなデザインや、14.9%の高い発電効率、国内最長の25年出力保証などを特徴としており、特許取得と意匠登録を済ませている。
新築と改修どちらでも対応でき、新築時ではモジュールの下の架台部分が屋根としての機能も有しているため屋根工事が必要なく、改修時でも既存の屋根の上から屋根をすっぽりかぶせるイメージで屋根を新しく葺き替える必要がなく、固定資産税の対象にならない。
同社によると、現在までの受注は完工分も含め120件程度で、月30件程度の契約受注が目標。また同製品の販売施工IDを持った工務店や板金業者は全国で約350拠点となっている。

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