物件写真用いたシミュレーション
リアリティーのあるカラーシミュレーションを無償で行うのは、外装塗装や屋根塗装などを手掛けるみすず(千葉県千葉市)だ。同サービスは、実際のお客さんの物件の写真をベースにして色の提案を行う。同社店舗内の大画面モニターで映し出されるため、具体的なイメージがしやすく、失敗しない色選びが可能だ。
カラーシミュレーションでは素材感も表現されるなどリアリティー高く、失敗しない色選びが可能
カラーシミュレーションでは、トレンドを押さえたものや、暖色系など5パターンほど用意する。600色~700色から選択できたり、石目調などの素材感を表現できたりする点が特徴。また、2色に塗り分けることも可能。「お客さん任せにすると、景観に配慮しない派手なものになったり、イメージがつかないので保守的なものになったりすることがあります。でも、私たちはプロの視点で見立てるので、塗装の可能性を提案できる。初めは1色塗りを考えていたけど、シミュレーション後、2色塗りを選ぶなど方向性を変える方が多い」と綿谷康伸社長は話す。

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