・介護リフォームのユニバーサルスペースは、AIの見積もりシステムを開発
・これまでの3万5000件以上の施工実績からAIが自動的に提案する
・システム導入により現調から契約まで30分から1時間で終了できる
iPad上で寸法確認も
介護リフォームFC「介護リフォーム本舗」を展開するユニバーサルスペース(神奈川県横浜市)は11月、現地調査から契約までをその場で完了できるシステム「FUS II(ファスツー)」を開発、運用を開始した。来年までに全加盟店に提供する方針で、特許も取得した。
FUS IIの画面。実際に手すりを取り付けたいところにかざし、画面をなぞることで寸法を確認できる
このシステムはiPad上で間取りを書くことができ、リフォームしたい箇所に画面をかざすと、その場で寸法確認が可能。そして、同社がこれまでに得た3万5000件以上の施工実績から、工事に適した部材がAIにより自動的に提案される。
さらに、必要な建材や工事費も現地調査の際に算出し、正式な見積もりが出せるのも大きな特徴。施主に工事内容の確認がとれれば、現地調査の段階で契約書にサインをもらい、正式な書類として発注、モバイルプリンターで印刷もできる。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)2面
-
1652号(2025/06/09発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)3面
-
1650号(2025/05/26発行)5面
-
1649号(2025/05/19発行)5面