「プロタイムズ岐阜関店」の屋号で塗装リフォーム事業を展開する三輪塗装(岐阜県関市)は、屋根・外壁の診断を行う際にビデオカメラを使用しユーザーの気がつかない劣化について映像で分かりやすく解説し、リフォーム受注に結びつけている。この方法を使い始めてから同社の新人でも契約が取れるようになり、導入後約1年で現在は月5件ほど戸建ての塗装工事を受注している。

屋根をビデオで撮影する
ビデオ診断はまず屋根に上りカメラで全体を写す。その後、劣化箇所をクローズアップして撮影していく。例えば、ずれ、釘の抜け、さび、色あせ、コケが生えている箇所など問題点を撮る。
その後、事務所に帰って映像を編集。劣化箇所にはテロップで解説文を載せる。15分程度の長さにまとめ、出来上がった映像はDVDに焼く。そのDVDをお客さんの家で一緒に見ながら、営業マンはプレゼンを行う。例えば、コケが生えている箇所が映ったら「これは雨水をすっているので防水効果が薄れてきている可能性があります」と提案する。「紙の診断報告書よりも動画は具体的でわかりやすいとお客さんには驚かれ成約率アップには重要な診断です」(三輪雄彦社長)。

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