千葉県の佐倉市ではNPO法人塗装工事研究会の協力のもと、地域の小・中学生が消防団の建物の外壁とシャッターを塗る職業体験が行われた。

熱心にムラなく塗装
同研究会はこの塗装体験を年に2回ほどの頻度で協力しており、これまでに幼稚園や神社などで行われてきた。今回は佐倉中学校2年生と佐倉東小学校6年生の生徒9名が参加し、思い思いに塗装を行う光景が見られた。
「3年ほど前からこの塗装の職業体験をやっていますが、落書き気分でみんな楽しんで行いますね」(塗装工事研究会、森雅弘会長)
参加した生徒には塗装業界で働かないかと声がけを必ずしており、既にアルバイトではあるが、塗装店で働き始めた子が出ているそうだ。
この職業体験は全国の学校で行われており、今回参加した佐倉中学校は、塗装のほかに、レストランや病院、保育園、農業など44ヵ所で実施された。

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