宮城県仙台市の注文住宅ビルダー、デザインホームはリフォーム事業に本格的に乗り出した。リフォームを担当するのはグループ会社のアート&マテリアル。事業のコンセプトを「暮らしをRe:デザインする」とし、家全体の全面改装を中心に営業を行っていく。
定額パック「RENOVATION500」
基本的にはフルオーダー対応をメーンとするが、提案のバリエーションを増やすために新発売したマンション全面改装商品「RENOVATION500」もPRしていく。これは、50平米までなら、解体費、設計料、バス・キッチンなどの水まわり、内装改修等、全て込みで500万円(税込)というパッケージ商品(50平米以上は1平米ごとに6万円加算)。
「リノベーションに興味はあるものの、費用がどれくらいかかるか目安がつかないと悩まれている方がいらっしゃいますので、このようなパッケージ商品を作りました。グレードを変えて700万円パック900万円パックといったバリエーションも増やしていこう考えています」(吉田浩利社長)。
営業の拠点は、仙台市青葉区にある築古ビルの一室を全面改装した「定禅寺リノベーションスタジオ」。ここは事務所として活用するほか、商談スペースを地元作家にギャラリーとして貸し出しもしている。「仙台ではまだまだリノベーションというものが認知されていないと思います。このような空間を通じて魅力を体感してもらいたい」(同社長)。

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