洗面やトイレにアレンジも可能
複層ガラスの製造販売を行うサンシバ複層(宮城県名取市)は、ガラスの間に造花、ステンドグラス、和紙を入れるデザインガラスの製造販売を行っている。
複層ガラスの間に造花や和紙でデザイン性を高める
複層ガラスの空間層に入る10mm程度の平面素材であれば自由に入れることが可能。造花は東京の造花屋から取り寄せ、要望に合わせて大久保良一社長がデザインを考える。価格は引き違い窓の1枚で1万500円程度だが、窓サイズや中に入れるデザインにより異なるため、その都度見積もりを提示する形となる。
中に入れた造花の入れ替えはできないため、紫外線の影響が少ない北側への設置を推奨している。「暗いイメージになりやすい北側のトイレや洗面台にこのガラスを取り入れてもらい、明るい雰囲気に変えてもらえると嬉しいです」と大久保社長。
同社は昭和58年に創業し、複層ガラスの製造を行ってきた。窓ガラスの取り付け改修を行っていく中、トイレや玄関などに花や緑があることで、華やかな空間作りができるのではと考え、20年前からデザイン複層ガラスの製造を開始した。
「複層ガラスを手作業で製造しているので、町工場だからこそ柔軟にアレンジが可能な点が弊社の強みです」(大久保社長)

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