大規模修繕や外壁塗装・防水事業に舵を切ったインターコンテック(東京都中央区)はこのほど、新たにBtoC事業ブランド「エイチペイント」を立ち上げた。新規参入の外壁リフォームで今期2億円の売り上げを目指す。
新たにBtoC事業ブランド「エイチペイント」を立ち上げた
廣田龍亮社長は埼玉県春日部市の出身。大規模修繕事業は東京を中心に展開するが「地元を盛り上げたい」と考え、BtoC事業を開始した。すでにテレビ埼玉でCMを放映しており、地域に根差した会社を目指していく。
「BtoCでの知名度はまだまだ。大手ゼネコンやデベロッパーの仕事を中心に受けている会社であることを訴求していきます」(廣田社長)
同社は一級建築士事務所で建設業許可21種目を取得し、公共事業レベル品質で施工を行える点を強みとして持つ。廣田社長は「値段を下げて取ったことはありません。埼玉県では外壁リフォームの相場は100万円ですが、当社は120万~150万円で仕事をしており、相見積もりに負けることはないです」と自信を見せる。
相見積もりに負けない要因は技術力にある。例えばシーリング工事はすべて後打ちを推奨。塗装職人でなく、技術をもつ専門の職人がやることなどをきちんと説明し、他社が10万円のところ、同社では20万円で施工する。同様に塗装でも特約店しか扱えない高耐久のものを使用するなどしている。
現在、受注は月8件程度だが、今後は20~30件の施工ができる体制を整えていく。
「営業・管理のどちらの部門も女性を積極的に採用し、女性が活躍する場所を作っていきたいです」(廣田社長)
廣田龍亮 社長

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