防蟻工事、断熱リフォーム、住宅診断などを手掛けるテオリアハウスクリニック(東京都練馬区)。同社は2014年からブランディングに注力してきた結果、コロナ禍でもウェブサイトから安定した受注を得ることができた。
テオリアハウスクリニックのホームページ。各動物は同社の事業を表している
8年前から本格着手
コロナが始まった2020年の4月から6月は業務が激減。しかし7月以降ウェブサイトからの問い合わせで案件が殺到。7月から翌年3月までの9カ月間でマイナスを取り戻し売上目標を達成した。その後2021年も、とくにウェブサイトからの問い合わせが多い断熱事業で、年間予算3830万円に対して実績5300万円という結果を出した。
ウェブサイト一新
ブランディングにあたり、大きく変更したのはウェブサイトだ。新しく作ったブランドコンセプトを全面に打ち出した。サイトのトップには「Understage Hero/縁の下の力持ちとして」というフレーズとキャラクターが並ぶ。キャラクターはシロクマが断熱事業、アリクイが防蟻事業など、それぞれ同社の事業を表している。
取締役で法人営業部長の平一暁氏は「世間的に白蟻の予防駆除は暗い・狭い・汚いというイメージ。だからまずはダーティなイメージを完全払拭する。そして同時にここにお願いするなら大丈夫、という信頼・安心を感じてもらえるようなクリーンなイメージを持ってもらえるデザインを意識しました」と語る。

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