オリバーは、北陸の富山、石川を中心に総合リフォーム、外壁塗装、水回りから、新築、そして外食事業なども展開する企業だ。また、外装リフォームのボランタリーチェーン(VC)「ガイソー(GAISO)」を展開し、リフォーム業界においては全国でその名を知られている。
総合リフォームと専門店でシェアを丁寧に拡大
北陸を中心に事業展開し売上58億円
人員に余裕を持ちながら業務を遂行
同社の店舗は、総合リフォームの「オリバー(OLIVER)」が富山県内4、石川県6の計10店舗、水回り専門リフォームの「アクアデポ(AQUADEPO)」が富山で2店舗。そして、外装専門リフォームの「ガイソー」は富山3、石川1の他、東京は2店、千葉に1の計7店舗を構える。売り上げは、主力の総合リフォーム事業で27億円、外装リフォーム事業直営が12億円、「ガイソー」の全国チェーンのVC事業で9億円、新築事業は年間28棟実績で9億円だ。それに、外食事業も加えると合計58億円に達する。リフォーム工事の平均単価は、オリバーが90万円、アクアデポが40万円、ガイソーが80万円程度だ。店舗当たりの売上は3億円を目安としているが、倍となる6億円を売り上げる店舗もある。そうした売り上げの大きい店は2課体制をとっているという。
「普通の店は1課体制で営業5人に施工管理や事務員を合わせた計7〜8人のチームでやっていますが、富山店や高岡店は、1店舗に課を2つ作っています。金沢店も今年から2課体制にしました」(小川博司社長)
多くの案件を効率的に回すため、人員配置にも配慮している。マネジメントが店長だけに集中しないよう店長補佐を置き、自らも現場に行かねばならない店長が忙殺されないような体制を心掛けているという。

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