ホームテック、業務分担や休日増で社員満...

年商54億円のリフォーム会社、ホームテック（東京都多摩市）は社員1人当たりの売上や粗利益を高める生産性向上に注力している。そのために社員教育や働き方改革を推進する。

ホームテック　髙橋久明 社長

利益の必要性、研修で学ぶ

――生産性向上に力を入れていくそうですね。

株式上場を目指していまして、そのために社員一人ひとりの生産性の向上が重要だと考えています。特に今年は教育を強化します。

――どのような教育を行っていますか。

営業ノウハウやリフォームに必要な建築知識はもちろん、「給与研修」というものも実施しています。これは、売上や利益に対する意識改革を行うものです（下囲み記事参照）。

――生産性を上げるには成果を出した人をきちんと評価する仕組みも必要です。

弊社では業績貢献できている社員を4色で評価しています。

青色、黄色、ピンク、赤、といったようにランクごとに色が変わります。自分が現在どれくらいの業績なのかを可視化できるようにするためです。

――ただ、一方で働きやすさも追求しないと離職につながってしまいます。