ニッカホームグループ、解体・給湯器の専門店強化へ【2023年有力企業インタビュー】
ニッカホームグループ
榎戸欽治 会長
1535号(2023/01/02発行)2面
2023年有力企業インタビュー
リフォーム専業店で最も売上高の大きい企業がニッカホームグループ(愛知県名古屋市)だ。前期はグループ全体のリフォーム売上高が454億円になった。同社では、事業の幅を広げる方針を掲げる。キーワードは「専門店化」だ。
ニッカホームグループ 榎戸欽治 会長
「解体ニッカ」2号店オープンへ
――2023年には何に注力していきますか。
2023年を含む中長期的な計画として、解体事業、給湯器取り換え専門店、買取再販に力を入れていきます。
――リフォーム会社が解体事業を手がけるケースは多くありません。
実は2~3年にわたり、「解体ニッカ」という事業を続けてきました。リフォーム時に出てくるゴミを自社で処理していたノウハウを生かし、住宅の解体を手がけています。解体業の多くは業者から請け負う下請けですが、「解体ニッカ」はエンドユーザーから直接請け負うのが特徴です。
――注力する理由は。
リフォームOBのお客さんに対して提案できるサービスの幅を広げたいと思いました。また、この解体事業経由で獲得したお客さんに、リフォームや会社そのものの知名度向上が期待できます。現在は愛知県名古屋市内に、看板を掲げた路面店を構えています。今後より集客をしていきたいので、2店舗目をオープン予定です。
路面店で集客をする
「自社施工」が差別化に
――「解体ニッカ」もそうですが、「給湯器専門店」もニッチな分野のサービスです。
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