ハウジング重兵衛の3大戦略、職人育成・女性活躍・外装強化【2023年有力企業インタビュー】
ハウジング重兵衛
菅谷重貴 社長
1535号(2023/01/02発行)5面
2023年有力企業インタビュー
リフォーム売上高約27億円のハウジング重兵衛(千葉県成田市)は職人育成学校の開校、女性活躍推進、外壁塗装事業の強化に取り組む。
ハウジング重兵衛 菅谷重貴 社長
多能工を育成 評価制度も
――職人育成の学校を開校するそうですね。
今年秋にオープンする予定です。千葉県内で研修を行う物件を探しています。カリキュラム作成など、準備をしている最中です。
一般社団法人で運営します。名前は「JapanMulti-Crafter Academy(ジャパンマルチクラフターアカデミー)」です。
――育てる職種は。
水回りの多能工です。理想としては、キッチンの組み立てやトイレリフォームを、1カ月半~2カ月の講習でできるようにします。講師は、自社職人、協力会社の方にお願いする予定です。
――職人不足は業界全体の課題です。
私どもも職人不足に悩まされています。若いなり手が減り、今いる職人さんも高齢化している。このままではまずいと思いました。
学校では自社のノウハウを伝授しようと思います。2019年に職人の会社、KENSHIを作り、職人30人が在籍しています。今はキッチン、電気、トイレ、大工、屋根、瓦工事を自社でできる体制になっています。
――育てるには評価制度も重要になってきます。
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