日本住宅リフォーム産業協会(東京都中央区:通称JERCO)は、会員の事業品質向上を目指し、今期からリフォームアカデミーを開催する。
「JERCOとしてリフォーム品質を一般消費者に保証してゆく中で、会員ごとにサービスの差が出るのは問題。会員に一定のサービス品質を満たしてもらうために勉強会開催に至った」(中山信義会長)
アカデミーは段階別にベーシックとアドバンスの2種類ある。ベーシックは新規会員の経営者が中心に受講し、倫理憲章という同協会の行動規範や既存住宅の現況検査などの実務技術について学ぶ。一方、アドバンスは、既存会員やベーシックを受講した加盟企業の経営者や社員を対象にしており、経営管理やリフォームエキスパートの養成など、サービス品質向上を目指した内容になっている。
アカデミーは支部ごとの開催を予定。受講者には修了証が発行され、同協会のホームページの会員紹介で受講済みのマークを付与し、消費者が分かるようにする。
同協会は今年で創立30周年を迎えた。5月16日に行われた30周年記念総会でアカデミーの開催が発表された。
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