「健康な家づくり」、生涯現役
10月14日、早稲田ハウス(千葉県松戸市)はショールーム「きれいのたねLiving 」を松戸市にオープンした。同社が5年前から販売している「究極の寝室」に加え、新たに「究極の子供部屋」と「究極のトイレ」を展示している。「なぜリフォームをするか?
それは暮らしを豊かにするためだと思うのです。スペックやデザインも大事だが、健康住宅は『人生が変わる住まいづくり』です。引っ越しは始まり。住めば住むほど良くなります」と語る代表取締役社長の金光容徳氏。健康住宅に懸ける想いを聞いた。
睡眠の質を高める「究極の寝室」
睡眠障害の子供を救いたい
「究極の子供部屋」の天井と壁には、消臭効果のある炭が塗られている。壁には、その上から調湿機能のある天然の珪藻土を塗布。さらに珊瑚の化石などからできたS.O.Dリキッドという天然抗酸化水溶液を吹き付けている。有害物質を分解し、マイナスイオン効果もあるという。床材は宮崎県産の飫肥杉を使用。
柱が特徴的な「究極の子供部屋」
この造りは「究極の寝室」と同様。異なるのは、ニッコウスギの柱があるところだ。抱きついたり、隠れたり、登ったり、使い方は自由。「子供たちにとって拠り所になってくれたら」と金光氏は語る。
「究極の子供部屋」を造ったのは、日本に不登校の子どもが12万人おり、そのうちの3人に1人は睡眠障害だと知ったことがきっかけだった。「子供たちにぐっすり眠ってほしい。そのために私たちの技術を生かして何かできないかと思ったのです」と金光氏。

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