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エム・ソフト、現場の撮影写真を図面に反映

エム・ソフト、現場の撮影写真を図面に反映

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検査・点検アプリ「Pinspect」

Pinspect-BIM連携オプションのイメージPinspect-BIM連携オプションのイメージ

画像・組込みソフトウェア受託開発などを行うエム・ソフト(東京都台東区)は、竹中工務店(大阪府大阪市)と共同でARを使った検査・点検アプリ「Pinspect」のBIM連携機能を開発した。BIMデータをPinspectにインポートとエクスポート可能となったことで、区画貫通処理の写真撮影管理や事務所での処理管理作業を短縮。実証実験では黒板の管理手法と比較し約70%の作業短縮を実現した。

Pinspectは、検査・点検箇所をiPadやiPhoneなどの端末上にARで表示させ、確認・記録できるアプリ。建設会社を中心にビルメンテナンスやインフラ点検に使用されている。今回の連携により、基準点を設定することで、端末と図面やBIMの情報が同期されてピンが表示される。ピンをタップして作業情報の確認や、新たに撮影した現場の写真の付与、作業終了情報の追加などが可能となった。写真やメモと一緒に保存することで、現場情報を図面やEXCEL形式のレポートとして出力する機能も備えている。記録した付箋は、クラウド経由で他のユーザーと共有することもできる。

「Pinspectを幅広い方々に活用していただき、点検・検査の効率化や時間短縮、現場に行く回数などを減らすことに繋がってほしい」(事業本部サービス事業推進室代永英明室長)

この記事の関連キーワード : AR アプリ エム・ソフト メンテナンス 竹中工務店

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