Case1
ビルダーが参入
年間25棟の新築を手掛け、年商13億5000万円の岡庭建設(東京都西東京市)は昨年12月にリノベーションを体感できるモデルハウス「ふじまちテラス」をオープンした。約25年前に作った本社隣の新築向けのモデルハウスを改造して作った。
新築工務店もリノベのモデルハウスを持つ時代に
同社のリノベは「サスティナブル」「レジリエンス」「性能向上」がテーマ。モデル棟内は高気密・高断熱改修を徹底。既存の柱の内側に壁をふかして断熱材をしきつめる「内」付加断熱という工法を採用した。性能レベルはHEAT20(G2)レベルにし、UA値は0.39W/m2Kとした。
天井近くのロフトに冷房、床下に暖房機器を設置し、部屋全体を暖めたり涼しくしたりできる設計を取り入れた。リノベ住宅でも十分快適に過ごせ、エコな空間を体感してもらう狙い。

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