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山本建業が採用した変形労働時間制とは?閑散期は1日労働6.5時間に

山本建業が採用した変形労働時間制とは?閑散期は1日労働6.5時間に

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働き方改革関連法が施行され、社員の勤怠管理や休日取得への対応に追われる企業が増えている。リフォーム会社や工務店はどうか。3社に実態を尋ねた。

リフォーム業界実態調査
労務編

年商13億円の工務店山本建業(北海道岩見沢市)は、月により休日数や勤務時間が異なる変形労働時間制を採用している。その理由は、季節により業務量に大きな差が開くため。商圏である岩見沢市は豪雪地域で、1~2月の受注が少ない。3~12月にできるだけ売上を出せるよう、勤務体制を調整する。

土曜出勤日を2班で分類

山本建業 2023年勤務表一部

変形労働時間制は、1カ月単位・1年単位の2種類がある。同社では年間出勤数を268日、年間労働時間を2085時間と設定。年度が始まるタイミングで、全月の勤務日と時間を決める1年単位を導入している。

始業と終業は2パターン設けた。1~2月が9時始業・17時終業、3~12月が8時始業・17時30分終業だ。どちらの休憩も、1日1時間30分。労働時間は1~2月が6時間30分、3~12月が8時間になる。

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