建設現場と職人をつなぐアプリ「助太刀」を運営する助太刀(東京都新宿区)は2月28日、助太刀総研を設立した。外部の有識者と共に、建設業界のあり方を調査・研究する。
同社はマッチングサービス「助太刀」と採用サービス「助太刀社員」を展開し、建設業の人手不足解消に取り組んできた。しかし、高齢化による職人の減少や長時間労働、低い報酬水準といった労働環境から、新規入職者は減り続けている。
助太刀総研を設立
このような状況を踏まえ、同社が提供するサービスから得た知見を活用して、建設業界のトレンドや実態調査、マーケットリサーチを実施。その調査・研究結果を情報発信していく。このほか、有識者を招いての勉強会や対談なども開催する予定だ。
専門ウェブページも開設した。ウェブでは、工事種類別工事高や民間工事受注額、就業者数など、建設業界の動向を把握するための経済指標を掲載している。建設業界に関する情報発信とデータ提供を継続的に行っていく。
また、問い合わせフォームより、共同調査・研究の依頼なども受け付ける。
同社は今後、助太刀総研を通じて建設業界のさまざまな課題の解決に貢献し、魅力ある職場にするために取り組む。

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