リビングライフグループ「事業ごとに報奨金支給」設計・事務職のモチベ向上に

リフォーム業界の賃金・報酬制度

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社員1人1人の成績だけではなく、事業ごとに報奨金を支給する総合不動産ディベロッパーがある。賃貸業・不動産業・建設業などを担う6社により構成され、年商約220億円のリビングライフグループ（東京都世田谷区）だ。

報奨金は事業ごとの年間目標が設けられ、四半期ごとに達成できると支給されるというものだ。年間目標に到達すると、各事業の成績を発表するグループ全体で開催される表彰式で、社長から直接評される。

報奨金の支給方法は社員の固定給にプラスされるのではなく、事業部に金額があてがわれる。そのため事業ごとの社員交流のイベントに活用され、目標を成し遂げた喜びを分かち合う機会に。1度の支給金額は社員数や事業内容により異なり非公表だが、リビング建設（東京都大田区）のリフォーム部門では「担当している3人の社員全員で食事をとる際の高級弁当の購入・食事会の経費に充分に足りる金額です」と赤野一将部長は話す。