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サブリースで空室リスクも保証
Colors Japan(東京都中央区)は6月13日、賃貸併用住宅の販売を全国で開始した。地方都市でもサブリースで空室リスクを保証するうえ、住宅ローンが通らない層には頭金を提供するサービスも実施する。
賃貸併用住宅の販売を全国で開始
商品は、一軒家のような外観の「時楽」と、都会の限られた土地を効率よく活用する2~3階建ての「時楽Urban」の2種類を用意。「時楽Urban」では住宅用と店舗兼用が選択できる。全国対応で約2000万円から建てることが可能だ。
賃貸併用住宅は、低金利の住宅ローンが長期で組めることや少ない頭金で住宅が購入できること、急な転勤でも住宅部分も貸し出して賃貸収入を得ることができる、将来二世帯住宅として利用できるといった利点がある。
その一方で、賃貸が埋まらない場合は空き部屋分の住宅ローンを払う必要があること、賃貸部分の建築費がかかるため、融資額が上がりローンの審査が通りにくくなることが課題となっている。
これに対し、同社ではサブリース制度を導入。「サブリースの総額を事前に礼金として支払うことにも対応するので、それを住宅ローンの頭金として利用ができる」と藤田精社長はメリットを話す。万が一、住宅ローンを払えなくなった場合は、長期借り上げや同社による住宅の買い取りも検討するとしている。
取り扱いは、リフォーム会社や工務店など約1800社が加盟する優良リフォーム支援協会の会員だと2万円で可能。会員以外は月額3万8000円となる。建築図(BIM)や見積もり・仕様書、営業ツール、HPの提供も実施。建築会社は自社で建設業務を行うことも可能だ。
同社は今後、セミナーを開催し、会員以外にも賃貸併用住宅を周知し、取り扱い企業の拡大を目指す。「トストアと共に商品開発していきたい」(藤田社長)
藤田精 社長
この記事の関連キーワード : Colors Japan サブリース セミナー 住宅ローン 優良リフォーム支援協会 空室 賃貸

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