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空き家問題2023
ウェブサイトで空き家の仲介を促す企業がある。YADOKARI(神奈川県横浜市)とあきやカンパニー(東京都渋谷区)は、共同で不動産マッチングサイト「空き家ゲートウェイ」を立ち上げた。空き家の販売価格は100円、もしくは100万円。低価格で購入できる点が魅力で、問い合わせが増えてきている。
1棟に20~40件の問い合わせ
空き家ゲートウェイのホームページ画面。物件紹介と合わせてキャッチコピーを入れ空き家のイメージアップを図る
2019年にサービスを開始して以来、累計の掲載物件数は93件。成約した件数は40件に上る。
特徴は空き家のみを掲載している不動産サイトであること。また、価格は100円か100万円。売り主はどちらの値段で売るかを決めて販売できる。
例えば昨年11月9日に掲載されたのは、長野県中野市の物件。通常の家屋だけでなく、キノコの培養室が5部屋もある小屋や倉庫兼ガレージも含めた、6物件で100円の破格的な内容だ。
築年数はそれぞれ別で、家屋が1968年築、小屋が同1962年、倉庫兼ガレージが同1980年。大きさは順に115.7平米、191.3平米、16.5平米で、現在オーナーの弟が活用している。

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