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野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は「ホームステージングサービス」を開始した。
「ステージング」で中古に魅力を
同サービスは、売り主から預かった中古物件を、家具や小物で演出して売却するサービス。ステージングとは演出という意味。中古住宅を魅力的に演出することで、より高く、早期に売却したいという売り主のニーズに応える。同サービスを推進することで、売却依頼の獲得を増やすことが狙い。
ホームステージングは、ホームステージングジャパン(東京都港区)と連携して行う。「ホームステージャー」と呼ばれる専門家が、売却物件のリビングダイニング、キッチン、廊下などを演出する。具体的にはテーブルやイス、ファブリック、テーブルウェア、小物、植栽などをレイアウト。さらに香りや光もコーディネートする。
また、部屋にあるモノの量を減らす荷物預かりサービスもある。演出のコストは野村不動産アーバンネットが負担するため、売り主は無料。
流通事業本部営業推進部の寺田正典企画課長は「中古の不動産はこれまで『現況有姿』で、ありのままを買っていただくというものでした。しかし、見た目のせいでときめかない物件も多い。ホームステージングでは、魅力的な生活を演出して購入者に住み替え後の生活を具体的にイメージできるようにしたい」と話す。

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