団地リノベ「野庭ギャラリー」公開 三春情報センター

　住関連事業を展開する三春情報センター（神奈川県横浜市）は、団地リノベーション「野庭ギャラリー」をオープンした。

テーマは「Living in コドモ部屋」

　同ギャラリーは、実際に販売する昭和50年築の団地物件を、ミックリフォーム事業部「R studio」のデザイナーがリノベーションを手掛け、設計・デザイン・施工を実施。約１年間の期間限定"ショールーム"として、年間６００組の来場を目指し公開する。

　テーマは「Living in コドモ部屋」で、リビングと子ども部屋を分けずに「子ども部屋の中にリビングがある」という発想でレイアウト。子どもにとってぬくもりのある住宅を目指した。また各個室の面積を必要最低限に抑え、LDKをできるだけ広くとることで、家族が集える一体感のある空間も創出した。

　同団地内には野庭ギャラリーのほか、現在販売中のリノベーション物件と築40年そのままの状態である中古物件があり、Before／Afterの比較も可能。部屋の公開で「団地は古くて汚い」というイメージを払拭し、環境や立地なども含めた、より確かな居住感を伝えていく。

　同社は団地リノベーション全体で今期１２０件の売上目標を計画。なおリフォームの案件全体では600件達成を目指している。