YKK AP(東京都千代田区・魚津彰社長)は、2024年3月期の決算で増収増益となった。売上高は、前期比5.8%増、かつ3期連続過去最高となる5381億円に。営業利益は43%増の256億円となった。理由としては、国の補助金「住宅省エネキャンペーン」の後押しがあり、窓やドア製品の販売量が伸びたこと。原材料・資材価格の高騰や販管費の増加を、価格改定、製造コストダウンにより吸収したことを挙げている。
「日本国内では、住宅価格の高騰継続により新設住宅着工戸数は前期を下回りましたが、省エネ改修需要の高まりを受けて、内窓を中心としたリフォーム商品の販売が伸長しました」(同社)
魚津彰社長

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