500万円超の工事成約率6割に
現調後の初回訪問で他社を出し抜くには―――リバース彌生(東京都豊島区)は「このような豊かな生活を送ってほしい」というメッセージを込めたパース図を顧客に提出し、高単価工事の成約率を高めている。なんと500万円以上の工事の成約率は6割を超えているという。
手書きにこだわる理由はお客様のために、1点ずつこだわって作ることと、手書きならではの温かみの演出
【プラン提案】
手書きパース図温かみを
高成約率を生み出す、リフォームプランのパース図とはどのようなものだろうか。実物は、A3用紙1~2枚。平面図と空間のパース、リフォームプランの説明が書かれている。
ポイントは手書きの温かさの演出にある。パース図や説明する文字のほとんどを手書き調にこだわって作成している。
例えば平面図は、CADデータを一度作成したものをあえて手書きでトレース。そこに絵の具で色づけする。図に描かれるキッチンなどの住設機器やそれを取り巻く空間も全部手書き。また、説明文も手書きに見えるフォントを使う。
作成しているのは、美術系の大学を卒業した女性スタッフだ。1年半前から同社に勤務しており、パース図の作成に携わっている。
ではこのデザインのプランはどのようにして作っているのだろうか。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面