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松元建設グループ、宮崎県でリフォーム売上高1位

松元建設グループ、宮崎県でリフォーム売上高1位

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要約すると

・不動産仲介とリフォームをワンストップで手掛ける新事業を開始
・新築と同等の金額でより高品質な住宅が手に入ることをアピール
・女性の視点で行う快適な生活の提案も取り入れつつ、事業拡大へ


中古住宅+長期優良リノベ強化

 宮崎県で7億6000万円をリフォームで売り上げる企業が松元建設グループ(宮崎県都城市)だ。実績は県内1位。戸建て住宅の浄化槽の設置工事から始まり、リフォーム、そして近年はリノベ、不動産仲介と多方面に展開し、売り上げの拡大を図っている。

松元建設 モデルルーム併設の本社モデルルーム併設の本社

ワンストップの相談増加

 同社が昨年2月から始めているのが、「都城リノベーション不動産」事業だ。これは、同社が不動産の仲介とリフォームをワンストップで手掛けるというもので、これまで戸建住宅で3~4件の実績ながら、相談件数自体は月10件ほどあり、見込み客数が伸びる期待の事業だ。

 同社のワンストップサービスにおけるリフォームは、工事単価が1300万円と大型だ。長期優良住宅化リフォームのA基準をクリアし、断熱、耐震性能の高い住宅にする。

 さらに同社のこだわりとして、無垢の床材、塗り壁など自然素材を用いた工事を行っている。使う木材は地元の宮崎産材。「新築と同等の金額で、より高品質な住宅が手に入る」とPRしている。

 「ちょっと安い住宅が欲しい30代のお客様が6割~7割で、そのほかが40~50代で賃貸にお住まいの方です」(松元正次社長)

松元建設 モデルルームは自然素材がふんだんに使われているモデルルームは自然素材がふんだんに使われている

 課題は、リフォームのメリットを分かりやすく伝えること。近隣の新築建売は1500万~1600万円のため、同じ価格でリフォームを選んでもらうために、リフォーム後のイメージを分かりやすく伝える必要があるのだ。

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