ライフ・21(福岡県八女市)は、2011年11月25日に伊万里店(佐賀県)、甘木店(福岡県)の2店を同時オープンした。今月中旬には本州発上陸となる下関店(山口県)、2012年1月には博多店(福岡県)と相次ぎ出店し、店舗数は合計15店となる予定だ。同社の森田利夫会長は「2012年には20店舗を展開したい」と意欲を見せている。

▲ライフ・21の佐賀県伊万里ショールーム
同氏によると、以前は本社の八女ショールームに来客が集中していたが、最近では他のショールームにもまんべんなくユーザーが訪れるといい、その傾向が出店攻勢を後押ししているようだ。店舗増に伴い人員が必要となるが、来年度の新卒社員を今年度より5名増やし15名に内定したほか、中途採用も行い対応している。
来店数や契約数が伸長している理由としては、八女に2010年建設した体感モデル住宅が好評で、技術的な信頼を得られている点や、店舗を着実に増やしていること、チラシを毎月切らさずに入れている点がユーザーから「少なくとも悪い印象を持たれない」(同氏)ことを挙げている。一方で、工事単価も上昇傾向にある。800万円前後の工事が増えており、先月は1700万円の物件があったばかりだ。

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