ナカヤマ(埼玉県上尾市)は2012年3月頭にオリジナルのユニットバスの販売を開始した。
新商品のユニットバスは浴槽、水洗金具、換気扇以外の部材を自社工場で製造。浴室全体を囲む断熱材を標準装備にした。

1坪サイズで販売価格は29万8000円
「通常はオプションが多い浴室まわりの断熱材が標準で付いています。当初は断熱材を付けずに価格を安くすることも考えましたが、グレードを高め差別化できる形にしました。また、手すりやスライドバー、接続用の窓枠も標準装備です」(西野純一常務)
サイズは1616(1坪サイズ)で販売価格は29万8000円。エコポイントの対象にもなっている。
「このグレードでメーカー品ですと定価190万円ほどします」と西野常務。現在は1サイズのみで、色も選べないが、今後はサイズや色を増やしていく。夏ごろから全国の各ショールームで展示品を導入し、半年後には月間100台以上の販売を目指す。
また、同社は2012年3月から4月にかけ大型店の出店を加速する。2012年3月24日に宇都宮本店(埼玉県)、33月31日に鴻巣店(同)、4月14日に広島店(広島県)、4月28日に旭川店・釧路店(いずれも北海道)をオープンする予定だ。各店は1000平米規模の大型店で、月間の売り上げ目標は5000万円。
5月の連休明けには東京都足立区、北海道帯広市への出店も計画している。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面