照明×内装材で心地よい空間に
菜インテリアスタイリング(東京都渋谷区)が行った脳神経クリニックのリニューアルを紹介する。ロビー、診察室、点滴室を改修した。躯体には手を加えておらず、表装のみのリフォームだ。照明や内装材を変えることで柔らかな雰囲気になり、患者もスタッフも過ごしやすい環境へと生まれ変わった。
Before:昼白色の照明に白い壁と床。中央の柱に照明が反射し、まぶしかった
After:電球色の照明とベージュ系の内装材へリフォーム。柔らかい雰囲気になった
昼白色だったロビーの照明は電球色へと変更。壁や床も白かったが、ベージュ系のものに変えた。蛍光灯の光が反射し、ピカピカと光っていた柱には、ダークブラウンの化粧シートを張った。また、グレーや青だったソファは緑に統一。色を統一したのは、スタッフが患者に「緑のソファにおかけになってお待ちください」と案内しやすくする狙いがある。照明や内装材、家具の色を変えることで、冷たい印象だったロビーが温かい空間になった。診察室も照明と床材を変え、片方の壁はオレンジ色にした。

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