東日本大震災後、スカイブリッジ(神奈川県川崎市)が運営する解体工事の無料一括見積もりサイト「解体無料見積ガイド」の利用が増えている。

▲最大3社の見積もりが一括で取れる
現在は月間200~300人の利用があり、約3割が契約に至る。利用者が増加している理由を担当者の中野達也氏は次のように話す。 「震災後、特に都内で老朽化した建物をどうにかしたいという問い合わせが増えました。以前と比較し、全体で20%ぐらい多いと思います。古くて住んでいない建物でも固定資産税対策でそのままにしているケースが多いのですが、近隣からの苦情などで、対策に動く人が出てきていると思います」
同サイトには実働約200社の解体工事会社が登録しており、一括で最大3社まで見積もりを取ることが可能。登録業者は
- ①解体工事の許可書
- ②産業廃棄物収集運搬の免許
- ③解体工事の保険加入者 であることが条件。申し込み後は複数事業者が現地調査を行い、見積もりを提出する。
解体工事会社としてリフォーム会社や工務店が登録するケースもあり、利用料金は地域によって変動するが月間約5万円となる。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面