月1回以上の「OB宅」見学会で
ソレイユ・リビング・テック(千葉県松戸市)は、わずか半径2kmをメーン商圏としながら、全面改修を続々と受注している。その平均単価は800万円、年間受注件数は30件ほど。小商圏で大型改修を中心に年間3億8000万円を売り上げる同社の岩橋淑行社長に受注のポイントを聞いた。
【リポート/編集部 小松智行】
OB卓の見学会を月1以上のペースで開催
見学会から相談会へ誘導
同社のメーンターゲットは、店舗から半径2km圏内にある約8000世帯のマンション。その中で老後に備えた、築古の持ち家の全面改修を多く受注している。
集客の中心となっているのは、全面改修のOB宅の見学会だ。開催ペースは月に1回以上。まずは、ターゲットの8000世帯に案内をポスティング。その後、会場があるマンションにも改めて案内を配布する。さらに、これと並行して、1000件ほどの既存顧客にDMを送るなどして告知を行う。リノベーション後のリアルな生活の様子を見られる点が好評で、毎回30組ほどが来場する。自宅を会場として提供したOBには、照明やカーテンをプレゼントすることで協力を促している。

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