OB訪問で被害把握
日本各地に甚大な被害をもたらした台風19号。住宅の浸水被害は少なくとも1万2000棟以上と推計されており、今後建て替えを含めた住宅の復旧工事が本格化する。台風が過ぎ去ってすぐにOB宅の被害状況を調査するなど、リフォーム会社の住宅点検は既に多くの現場で始まっている。
リフォームワン山﨑社長の友人が撮影した橋の崩落現場。台風被害の大きさがうかがわれる
今回の台風の被害で47河川67カ所の堤防が決壊。被害が大きかった河川の一つが長野県の千曲川。地元のサンプロ(塩尻市)は14、15日に長野ショールームのスタッフら20人が市内を中心にOBを訪問。さらに施工中の工事現場100~200件を回って被害状況の把握を行った。OBの住宅の中には屋根瓦の一部が崩落したり、給湯器が故障
したりした。また、現在施工中の新築やリフォームの現場で床上浸水が数件起こっていた。
同社は自社サイトで、より顧客のトラブルにスムーズに対応するため、エリアに分けて専用ダイヤルを用意。また、住宅の状況を把握してから問い合わせるように呼びかけている。

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