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新村木材店、リフォーム後の生活空間でプレゼン

新村木材店、リフォーム後の生活空間でプレゼン

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材木店として明治3年に創業し、現社長で6代目となる新村木材店(富山県富山市)では平成10年から住宅リフォーム事業に着手し、現在では介護リフォームに注力している。新村和久社長によると、介護リフォームの受注は年々増えており、家全体のリフォームに発展するケースも多いという。

力を入れるきっかけとなったのが、5年前に始まった母親の介護だ。「母親の生活空間を介護仕様に改装したのですが、そこを開放して、相談に訪れる施主やケアマネージャー、理学療法士に見てもらおうと考えました。元経理担当の母親が何かと事務所に出たがるため、車椅子で行き来できるアプローチになっています」(新村社長)。

部屋には介護用の「押し入れトイレユニット」のほか、車椅子が台の下にすっぽり入る洗面化粧台、手すりが波状で握りやすい「くねっと手すり」などが設置されている。新村社長は「介護だけでなく、他のリフォームでも、実際に使っている人から話を聞くことがとても重要です」と話す。

同社が施工した「押し入れトイレユニット」では、通常の半透明の引き戸にさらに3連引き戸を設置し、他の家族も共用できるようにした例もある。「こんな設置の仕方もあるんだということで、先月もこのお宅にTOTOの方が視察に来られました」(同社長)。

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