「水まわり」競争激しく「性能向上」に商機
宮城県仙台市を地盤に、リフォーム瑕疵保険の積極的な提案と性能向上リフォームで他社と差別化を図っているのがスイコーだ。澤口司社長に独自の経営戦略を聞いた。
仙台市に拠点を置く。リフォーム事業者が数多くいる市場で、独自の差別化戦略を進めている
安心感で選ばれる
リフォーム瑕疵保険の提案を本格的に開始したのは4、5年前から。住宅瑕疵担保責任保険協会が公表する保険加入実績数によると、宮城県における同社の累計実績は199件とトップ。累計2位の62件から群を抜いて高いことがわかる。
また、ベターライフリフォーム協会が開催した「第1回リフォーム瑕疵保険推進キャンペーン」では最優秀賞を獲得。工事金額100万円以上のリフォーム案件を対象に、昨年4月~今年3月の間のリフォーム瑕疵保険の加入者数と1案件あたりの加入率を競ったもの。同社は加入者数65件、加入率82%で、エントリーした全国110社の中で1位を獲得した。
これだけの実績が上げられる理由は、保険のメリットをきちんと説明することが消費者の信頼を得て、他社との差別化になるため、と澤口社長は話す。
瑕疵保険のメリットは、(1)建築士の検査を受けられる、(2)瑕疵があれば補修費用に保険金が支払われる、(3)リフォーム事業者が倒産したら保険法人から直接保険金が支払われる点。
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