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マヤマ、500組超の地域住民が来場するお祭り

マヤマ、500組超の地域住民が来場するお祭り

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リフォーム専門会社マヤマ(埼玉県川越市)では、「我楽多市(がらくたいち)」という1日限りであるにもかかわらず、500組以上が来場するイベントを行っている。毎年継続した集客につながり、地元での知名度アップ、リピート・紹介受注に役立っている。

地元住民に楽しんでもらう「我楽多市」のチラシ

▲地元住民に楽しんでもらう「我楽多市」のチラシ

毎年5月に開催する春の「我楽多市」はこれまで11年連続で開催してきており、同社には欠かせない地元住民へのピーアールイベントとなっている。今年は約500組が来場、そのうちアンケート記名したユーザーは124組と盛況だった。告知は近隣5万枚の新聞折り込みとOB1000件へのDM。反響率は高く、現在も追客中案件は多い。毎回このイベントをきっかけに潜在顧客の開拓につながっている。

イベント内容は、店舗の前にある敷地を使って多種多様な企画を用意したお祭り感覚。そのバラエティぶりが好評だ。

例えば人気企画の一つに集団パフォーマンスがある。今年は地元の団体による「ちんどん屋」講演を行い、昨年は震災を乗り越えて元気を出そうという意味を込めて「よさこいソーラン」のパフォーマンスを行った。さらに「だいこん抜き大会」も子供のいる家族向けに人気。これは隣接する大根畑の管理者と協力して、無料で1本、一家族3本までサービス。また、市価の20〜50%引きの花を2000鉢、オール60円で販売する企画もある。

それ以外にも、子供向けにはヨーヨー釣り、トランポリンなどの「ちびっ子元気村」や似顔絵描きサービス、木工教室も開催。ほとんどのメニューが100円程度で買える屋台や、地元焼鳥店の出張レストランなどもあり、家族で楽しめる企画を満載していることが特徴だ。

「営業色を出さずにみなさんに喜んでもらうことがポイントです。これをきっかけにOBの方だけでなく、地域の人に会社やサービス、人の顔を見てもらうことがポイントです。スタッフは全員ネームプレートを付け『大工』『社長』といった役職を入れて交流を深めることも大切です」(間山聡社長)

同社ではこのようなイベントを中心に販促活動を行い、2億2000万円を売り上げている。

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