ケンコーホーム「リフォーム祭・アウトレット展」

ケンコーホーム（長崎県西彼杵郡）リフォーム事業部は、「リフォーム祭・アウトレット展」を2012年10月28日に大村営業所で開催する。毎年、春と秋に2回開催しているイベントだが、従来は土日の2日間で行っているものを今回初めて日曜日の１日で開催する。集客数は２日間の場合と同じく50組を見込んでいる。

同イベントでは平均して当日の売り上げがおよそ２０００万円、その後の追客でさらに２０００万円を計上しており、リフォーム年商約3億６０００万円の同社にとって重要なイベントに位置づけられる。毎回人気のアウトレット展では今回、キッチン５台、トイレ10台、洗面台などを出す予定で、温水洗浄便座付きトイレを5万円（商品代）で提供する。

現在、同社で提案を強めているのは、2年前から取り扱っている遮熱外壁塗料「ガイナ」だ。およそ800戸ある新築ＯＢを訪問し、ガイナの商品特性や施工方法をまとめたＤＶＤを配布する取り組みを今年からスタートし、成果を上げている。　同社の中原武専務は、「商品についてまだ知らない方も多く、ＤＶＤを見て納得される方がほとんどです。施工後の評判もよく、夏には"外出先から帰ってきたときの、家の中のムッとした感じがなくなった"などの声を多く頂戴しました」と話している。

また、同社では大型リフォームにも意欲的で、「現在は大型受注が全体の10％にも満たないが、消費税増税のある今後は新築に消費税がかかるなら中古住宅のリフォームを選択するという人が必ず増えてくる。そのための準備を進めています」（同専務）としている。