イベントで高価格帯を紹介
埼玉県を中心にリフォームや浄化槽維持管理を手掛ける富士コントロール(久喜市)は、社用車を活用したPRに力を入れることで、売上高約3億円、年間1200件を超えるリフォームを行っている。
かつての社用車→ラッピングされた社用車
同社が社用車約50台全てにラッピングを行ったのは、7年前。車両全体には統一したデザインで、虹色の模様と「リフォーム工事・浄化槽・クリーニング・害虫駆除」、フリーダイヤルを載せた。運転席側には「リフォームのことなら」、反対側の扉には「浄化槽のことなら」、一番後ろには「シロアリのことなら」と、同社の主力事業をアピールしている。
以前の社用車は、社名と電話番号しか載せておらず、事業についての記載はなし。その結果、地元の人たちからリフォームなどの相談をなかなかもらえなかった。
「私どもの会社は創業50年近いが、『社名は知っているが、どんなことをしている会社なの』と聞かれることが多かったのです。そこで主力の3事業をラッピングして町を走ることで、リフォーム会社、浄化槽管理などのイメージがつき、リフォーム依頼も増えてきました」(小沼由知第一事業部課長)

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