水まわりリニューアル工法をFC展開する理想化研(神奈川県相模原市)は、この1年で自社の受注数を1.5倍に増やした。現在同社の受注数は月100~150件で、ホテルやリフォーム店など法人からの受注が7割、一般ユーザーが2割を占める。
割安感が人気の秘密
小林誠司社長は、特に一般ユーザーからの引き合いが増えたと次のように話す。「この1年で一般ユーザーからの受注は2〜3倍になりました。不況の影響で、お金を掛けず浴室やキッチンをきれいにしたいと考える方が当社を選んでくれています」
同社が行う「ふろいちエール工法」は、汚れを落とすフッ素樹脂コーティング、浴槽やキッチンカウンターなどを防水・耐熱性の高い塗料で塗り直すカラーコーティング、浴室の壁などを補修する防水フィルム・パネルコーティングの3つ。費用は浴室全体で20万〜30万円ほどになる。
受注増に伴い自社だけでは手が回らなくなったため、東京を中心に新規にFC加盟店を募り、自社で受けた施工を外注工事として新規加盟店に振り分ける考えだ。
同社の今期売り上げは、前年度比約20%増となる2億2000万円の見込み。従業員数は10名。

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