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クサネン、2種類のショールーム活用少額工事・空間リフォームを分離化

クサネン、2種類のショールーム活用 少額工事・空間リフォームを分離化

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滋賀県でLPガス販売やリフォームを手掛けるクサネン(草津市)は、2種類のショールームを活用することでリフォーム売上高が3億円を超えている。それが、LIXILリフォームショップショールームとガス機器中心のK-style。これらの店舗と本社部門、リフォーム部門が連携することで、シナジーが生まれている。

【リポート/編集部 高田遥介】

クサネン 本社ショールームK-style本社ショールームK-style

OBと新規の両輪獲得

同社は元々LPガス販売からスタートし、2004年にK-styleをオープンした。店内にはIH6台、ガスコンロ8台、レンジフード2台、トイレと洗面化粧台を2台ずつ展示。ガス給湯器・エコキュート、等身大模型ガスファンヒーターも数台ある。全商品をホームページで公開している。

この店舗は、ガス販売時代からのOBへ簡単な住設機器交換もやっていることをアピール。来店者も、同社でIH機器を購入したお客さんがメインで、店内の住設機器などを見てリフォームを依頼することが多い。

「2004年のオープン当時は、本格的なリフォームはやっていませんでした。私どもはガス会社として認知度が高い反面、リフォームはそこまででもなく単価も安かったのです。そこで創業50年と節目の年に、LIXILリフォームショップへの加盟を決めました」(大道薫社長)2016年、栗東市に新たにオープンしたLIXILリフォームショップでは、空間リフォームを獲得することを目指した。ショールーム内は、リフォーム後の空間をイメージ。玄関口を抜けると、大きなテレビやキッチンが目の前に広がる。トイレはリフォームした空間で使用可能、リビング、ダイニング、洋間の各1カ所、計3ブースで商談できる。

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