Ｒバンク改装が可能な賃貸

リノベーションコーディネート事業を手掛けるRバンク（東京都渋谷区）は、改装可能賃貸物件の商品化に力を入れている。
WEBサイト「カスタム・改装・DIYできる賃貸」の運営をこのほど開始し、改装可能賃貸物件プロジェクトを新しい賃貸企画として展開していく。

改装可能賃貸は、一定の条件を元に、入居者が賃貸物件の内装を改装することを貸主が了承し、その改装範囲については原状回復義務を免責する貸し方。
同WEBサイトでは、改装の自由度に応じて３段階のランクを設定。
軽い塗装程度の改装を考えている入居者向けの物件から、床や壁については下地材のまま貸主から入居者に引き渡されるといった改装度の高い物件まで、幅広いレベルの物件情報を提供している。

改装の自由度を３段階にランク付け

同社では、2012年に４件の改装可能賃貸物件プロジェクトを企画。いずれも早期に完了できたことから、今年は規模を拡大し、10プロジェクト１００戸以上の改装可能賃貸物件を商品化していく見込みだ。

WEBサイト運営開始に伴い、改装可能賃貸を希望しているオーナーを対象に、セミナー「空室の築古アパート・マンションを早期稼働！改装可能賃貸の勧め」を2013年2月23日に開催する。